- How to キレイ情報
- お掃除・汚れ防止
- キレイな環境づくりはスタッフの教育・仕組みづくりから!
お掃除・汚れ防止
キレイな環境づくりはスタッフの教育・仕組みづくりから!
人は五感でさまざまなことを判断しています。もちろんお店選びもそのひとつでしょう。そのため、外観や内装、インテリアにこだわったり、美味しい料理を提供したり、雰囲気に合ったBGMや香りで演出したりと、味覚、視覚、触覚、聴覚、嗅覚に訴える工夫は集客にとって大切なことです。しかし、お客様に選ばれるために忘れてはならないのは「清潔なお店」であること。だからこそ、「キレイにするお掃除」と「キレイを維持するお掃除」、このふたつを意識してお掃除に取り組むことが欠かせません。今後、お店でお掃除を徹底していくために、まずはスタッフの教育や仕組みづくりについて考えてみませんか?
キレイかどうかが集客を左右する!?
だから、きちんとしたい毎日のお掃除。
「どうせ時間が経つと汚れるから…」「お客様に見えにくい場所だから…」「あの程度の汚れは大丈夫」など、油断してはいませんか?どんなに美味しい料理や魅力的な商品・サービスを提供しても、店内が汚れているだけでお客様は不快。それではリピートにつながりません。さらに、コロナ禍により人々の衛生意識が高まっている今、お客様は汚れに対してよりシビアになっていることでしょう。汚れがあるということは掃除をおろそかにしていると考えられるため、「感染対策や衛生管理もしっかりできていないのでは…」と不安に感じるお客様も…。もしも、口コミやSNSで悪い評判を拡散されたら、今後のお客様の来店にも響いてくることでしょう。だからこそ、安心して快適に過ごせる清潔な環境づくりは店舗運営には欠かせないことなのです。
店内・施設内が汚れていると・・・
-
お客様のリピートに影響することも…
-
清掃以外の感染対策・衛生管理に不安を感じることも…
-
口コミやSNSで悪い評判が…
-
商品が魅力的に見えないことも…
一方、店内がキレイだとお客様のお気に入りのお店に!?
お掃除の仕組みづくりやスタッフ教育を
しっかり行うことで効果的・効率的に!
お掃除のルールを作っていない、忙しくて教育をする時間がないというお店・施設は要注意。お掃除をスタッフまかせにしていると、それぞれのやり方で行ってしまいます。そうすると、仕上がりに差が出たり、ホコリや汚れを見落としたり、素材を傷つけてしまったりとキレイな環境は実現しません。だからこそ、お掃除のルールを作り、知識や方法をしっかりと教えることがキレイへの近道なのです。
たとえば、こんなことを知っておくと
効果的・効率的にお掃除できる!
●ご存じですか?ホコリを放置するとガンコな汚れに!
たかがホコリと侮ってはいけません。ホコリは放っておくと水分や油分が付着してやっかいな汚れに…。そうなると落とすのが大変なガンコな汚れになり、お掃除に手間と時間がかかり、スタッフの負担が増加してしまいます。だからこそ、ホコリの見落としを防ぐためにもお掃除のルール化が大切です。
●洗剤選びがキレイの決め手!上手に使い分けてお掃除を効率的に!
「酸性」「中性」「アルカリ性」、洗剤の種類はさまざま。それぞれメリット・デメリットがあるので、使い分けが重要です。上手に使い分ければ、落とすのが大変だった汚れもあっという間にキレイにできます。また、間違った使い方をすると素材を傷つけてしまうことも。だから、スタッフにお掃除の知識をしっかり教えてあげましょう。
スタッフにしっかりお掃除してもらうためのヒントをご紹介!
ご紹介した通り、お店・施設が汚れているとリピートにつながらないことがあるので、キレイな環境を維持しておきたいですよね。そこで、スタッフ誰もが効果的・効率的にお掃除ができるようにするための仕組みづくりと教育のヒントをご紹介します。ぜひ、お役立てください。
Point1 お掃除の目的を共有しましょう。
作業として決まっているからお掃除をする。そんな状態では漫然と行い、キレイに差が出てくることも…。「お客様に快適に過ごしてもらうため」「食の安全を守るため」など、お掃除の目的を共有することで意識が変わり、きっとスタッフの動きも変わることでしょう。オリエンテーション時に伝えることはもちろん、毎日の朝礼、定期的なミーティングの際に再確認することで、スタッフの意識も続いていきますよ。
Point2 お掃除をルール化しましょう。
「求めているキレイのレベルに達していない」「お掃除できていない場所がある」「スタッフごとに仕上がりに差が出る」などの問題が発生しないように、「清掃場所」や「頻度」「目安時間」「タイミング」「担当者」を決めてお店・施設のお掃除をルール化しましょう。決まったルールは表でまとめてスタッフの目に入りやすい場所に掲示すると、いつでも確認できて便利ですよ。
【POINT】 掃除の方法を伝えるときはわかりやすく
決めたルールやお掃除方法を言葉だけで伝えると、人によって理解に差がでてしまいます。誰もが同じレベルのお掃除をできるようにするためには、「実演」や「ビフォーアフターの写真を見せる」など工夫して伝えることで、自分流ではなく、お店流のお掃除を理解してもらえるでしょう。
ルール化の参考にご利用ください。
Point3 チェック表で習慣化しましょう。
キレイをキープするためにはこまめなお掃除がなにより大切!チェックシートを用意すれば、お掃除の習慣化につながることはもちろん、きちんとお掃除できているかできていないかの確認もすぐできるので、振り返りの際にも役立ちます。
【POINT】 ダブルチェックのための項目を用意!
お掃除を行ってキレイになったと思っても意外と汚れやホコリの見落としがあることも…。そんな問題を防ぎキレイを保つためには、お掃除後の担当者以外のスタッフによるダブルチェックが効果的。違う視点でチェックすることで発見できる汚れもあります。チェック表に項目を用意することで徹底していきましょう。
■チェック表例
チェックシートはお客様へのアピールにも効果的!
チェックシートをお客様の目に触れる場所に掲示すれば、毎日こまめな掃除を実施し、店内環境に気を使っているお店であることをお客様にアピールできます。一方、チェックが記載されていないチェックシートは、お客様に悪い印象を与えてしまうので要注意…。
特にお店の印象を左右する化粧室は常にキレイが欠かせません。
だから、チェックシートを活用して、こまめなお掃除をしましょう!
スタッフの身だしなみはお店の顔!
checkをすることでスタッフの意識改善につながることも。
Point4 定期的なミーティングを実施しましょう。
月1回など定期的にミーティングを実施して、お掃除への意識を高めたり、問題点や良かった点を共有することで改善を図ったりすることもキレイな環境づくりには欠かせません。ミーティングをする際に意識しておきたいのが、スタッフに「押しつけられた」という印象を持たれないことです。そのために、責任者が意見を伝えるミーティングだけでなく、スタッフ主導のミーティングも開催してみるのもいいでしょう。